9/7   自己ベスト93の黒岩がネット61で優勝  
 
  オープニングマッチは関根が青木に快勝        
  辛いマンギラオ月間を乗り越え、迎えたスターツでの9月初戦。雨天中止も予想される中、16名が集まり無事競技は終了した。2週連続満額罰金だった吉田が、先月なら優勝間違いなしのネット71で4位。自己ベストにあと1打に迫るグロス87、ネット69の関根が3位。自己ベスト74を叩き出し、顔写真を撮られたらどうしようかと心配した拓也がネット65でまさかの2位。果たして優勝したのは、最終ホールで返しの20センチのパットを外しながら、自己ベストを一気に10打縮めるグロス93、ネット61の黒岩が2年ぶりの優勝です。       ついに始まった秋のマッチ。初日は関根対青木の1試合のみが行われた。最近は日曜九十九会で対戦する事の多い二人。互いに手の内を知り尽くし、前半は関根が1アップとリードした。後半は青木が得意とするノースコース。狙い通り1番から5連続パーで一気に逆転、するはずであったが、関根も3連続パーで逆にリードを3アップに広げた。4番では9を叩いた関根だが、直後にまたも2連続パー。6ホールで5つのパーを奪う会心のプレーにさすがの青木も耐え切れなくなり6番・7番を連続ボギーとしたところで試合終了。ネット69の関根が3&2で青木に快勝した。        
9/14   ネット69の権藤が今期5勝目       マッチ1回戦7試合        
  開催が危ぶまれたにもかかわらず、5人のゲストを迎え30人が集まった9月14日タロフォフォでの週例会。奇跡的に一度の中断もなく、今年最多人数の例会が無事執り行われた。柔らかいグラウンドに手こずり全体のスコアが伸びない中、アプローチが冴えた慎太郎が25パットでグロス76をマーク。ネット72で優勝かと誰もが思った。ところが、同伴競技者も気がつかなかったが、1組目で廻った権藤が自己ベストにあと2打に迫るグロス97でネット69。野口の持つ年間最多勝6勝に迫る5勝目を挙げました。       1番人気の権藤が熊谷と対戦。1UPで迎えた最終ホール。外せばカウントバックで負ける下りフックの1メートルのボギーパットを見事沈め、人気に応えて2回戦へ。4番人気の藤井対5番人気の野口。こちらも藤井が1UPで最終ホールを迎え、見事バーディー決着。おまけにひっくりかって倍の80ポイント追加して2回戦へ。3番人気の伊藤は徹と対戦。終始リードを許したまま流れを変えられず、4&3で敗退。長谷川対黒岩はハンデ25枚。よく頑張った長谷川だったが、上がり3ホールを連続で奪われ2ダウンで逆転負け。得意のコマッタチャンリーグへ。     慎太郎対多香子の同部屋対決は慎太郎が実力通りのゴルフで3&2で勝利。マッチ初参戦の北川に対し、ゴルフバックを忘れて家に戻るという作戦に出た古山。16番までイーブンであったが、上がり2ホールで2アップした古山が2回戦へ。前大会優勝の金渕対、予選落ちから繰上りで本戦出場を果たした金森の一戦はネット77同士の迷勝負。最終ホールをパーで締め括った金森が2UPで勝利した。  
9/21   ヒデオから開放された金森がネット71で優勝  
 
  マッチ1回戦3試合        
  20名ちょうどで行われた9月21日タロフォフォでの週例会。久しぶりに雨の心配がない1日だったが、グラウンドはまだ柔らかく、長く延びたラフにも手こずる展開となった。スタートホールの10番で行われたドラコン。1組目は誰もフェアウェを捉えずフラッグをティーグランドに置いていくと、2組目の金森がフェアウェイを捉えたがフラッグを差さずにカートに置いたままその後もプレー。数ホール後で気がついたが時既に遅く、後続組もフラッグがない事に気が付かずこの日のドラコンは無効となった。優勝したのはその失態をしでかした金森。ヒデオ同伴の全9週の内、8週連続罰金と苦しんだが、介護がなくなって2週目のこの日、4月以来の今期2勝目を挙げました。       注目の2番人気椛沢が服部と対戦。大事な一戦の朝に二度寝してしまい遅刻の椛沢は、スタートから10、7、6、6、7、7、と散々なゴルフで7ホールで5ダウン。服部の楽勝と思われた。しかし17番のこの日初めてのボギーで一つ返すと、18番のダボの後1番からは4連続ボギーであっという間にイーブンに。カートの乗り入れができない服部は徐々に体力を消耗し逆に劣勢となったが、それでも死力を尽くしてイーブンのまま8番を終えついに最終ホールを迎えた。最後はハンデなし。パーを取れば勝てるだろうと服部は考えたが、ここで椛沢がまさかの2オンに成功し、しかもバーディーチャンス。難なくこの日唯一のパーを奪った椛沢が人気に応えて2回戦へ進んだ。     新崎対橋本。2アップの先手を取った新崎だったが、中盤に4連続ダウン。2番のバーディーなどでイーブンに戻したが、この日は生命線のアプローチでミスを重ね、2&1で橋本が逃げ切り。貴之は赤ティーの小川と対戦。3アップのリードから1アップまで迫られた貴之だったが、4番から3連続パーで一気に突き放し、4&3で勝利した。  
9/28   権藤が年間最多6勝目で月例優勝&MVP       マッチ1回戦が終了、2回戦5試合        
  ゲスト1名を含め25名が集まったマンギラオでの月例会。金渕の18打を筆頭に5人が二桁安打を記録し大いに盛り上がった。自己最多の3バーディーを奪った伊藤は、しかし2桁安打も2度記録し、7位と同ネットの罰金$1で8位。3位は先週金髪ヘアで周囲を驚かせた徹会長が、この日はきれいに染め直してネット74で3位。2位はネット73の藤井。優勝したのはネット69の権藤。前半51を叩いたが、難しい11番でバーディーを奪うなどインを47で廻りマンギラオでは初めて100を切るグロス98をマーク。2006年に野口が記録した年間6勝に早くも並び、残り3ヶ月で新記録への期待が高まります!       最後に残った柴田対康充の1回戦は康充が6&5で快勝。これで前大会で旋風を巻き起こした白ティー古馬軍団は全て1回戦で姿を消した。代わって今大会の中心となったのがハイハンデのローキャリア軍団。ハンデ35の黒岩は1回戦の長谷川に続き2回戦でも慎太郎を破るジャイアントキリングを達成。次はこの日橋本を破った徹と対戦する。マッチ初参加ハンデ29の小笹は松浦との1回戦で不戦勝を収めこの日は元祖ハイハンデ金森と対戦。グロスでも金森に勝り3回戦へ。次の相手はこの日鳥越を4&2で破った田中と対戦する。     次週以降の2回戦では、前週最終ホールの劇的なパーで服部を破ったハンデ33の椛沢が古山と対戦。そして2回戦最大の注目はハンデ29の吉田対ハンデ28の権藤。実力伯仲の両者の戦いは見ものである。もしかすると、ベスト4全馬がハンデ28以上ということになりかねない今大会。果たしてこの日3回戦進出を決めた藤井・徹・貴之ら実力馬達がそこへ割って入ることができるのか、次週も楽しみです。